コロナの影響でマスク着用や在宅勤務が増え、メイク習慣が大きく変わっています。
ファンデーションや口紅を塗らなくなった人も多いのでは？
一方で、リモート会議の普及でメンズメイクする人が増えているというニュースも流れています。
とはいえ、女も男もキレイに見られたいのは世の常。
簡単にキレイになる方法があったら、知りたいと思いませんか。
そこでeN Beautyでは、メイクで悩める人たちが簡単にキレイに見える方法をお伝えしていきます。
しかも海外のメイクアップアーティストが注目し、やっている方法です。
メイクブラシ、使ってみたいけど難しそう…
なんて思っている方は、簡単にすぐできることばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね！
１)メイクに自信がない方必見！ブラシでプロの仕上がり⁉︎
ファンデーションを塗ったら、何だか首から上が浮いてるよう…
チークでほっぺが赤く悪目立ち…
眉がのっぺり、何か貼り付けたみたい…
化粧をして若々しくきれいになりたいのに、”老けて見える”なんてことは避けたいですよね。
メイクが下手に見える人の共通点、ご存知ですか。
- ファンデーションを厚塗りしている
- ファンデーションやアイシャドウの色が肌色にあっていない
- チークが濃い
- のっぺりしていて立体感がない
- 眉毛がヘン …などなど
その悩み、メイクブラシで解決できます‼︎
ファンデーションを均一に広げ、薄づきでも光沢のあるツヤ感のある肌になったり、余計な粉を落として適度なチークをフワッと入れられたり、立体感のある眉がつくれたりと、メイクブラシを使うだけで劇的にメイクが変わります。
あなたはメイクする時、どんなツールを使っていますか？
●指
●チップ
●スポンジ
●メイクブラシ
それぞれメリット、デメリットがありますが、メイクブラシをオススメする大きな理由は、誰でも簡単にナチュラルできれいなメイクができるようになるから。
プロとまでは行かなくとも、ワンラックアップの仕上がりになるのは確実です。
上の写真は、指、チップ、スポンジ、メイクブラシで同じ色のアイシャドウをつけて、それぞれのつき具合と発色を比較したものです。
メイクブラシがしっかり肌につき、発色が一番いいのが分かります。
【メイクブラシのメリット】
- ファンデーションをムラなく伸ばし、毛穴や肌の凹凸をカバー
- 厚塗りにならず、きれいなツヤ感に
- 肌にしっかり密着するからメイクが崩れにくい
- 発色がよく、グラデーションも作りやすい
- 手が汚れない
- ササっと塗れて時短になる
同じモチーフの絵を見たときに、クレヨン単色でべったり塗られた絵よりも、陰影があったり、グラデーションがあったりする絵の方が上手く感じませんか。
メイクも同じです。立体感やグラデーションがある方が上手に感じます。
メイクブラシを使うだけで、少なくとも厚塗りのっぺりのメイク下手には見えなくなります。
２）どのメイクブラシを使えばいいの？
ファンデーション用、アイメイク用、アイブロウ用、丸型、平型、ファン型、獣毛、人工毛などなど、メイクブラシの種類はたくさん。
どれを使っていいのか迷いますよね。
そこで、メイクブラシの種類とそれぞれの特徴についてご紹介します。
【ブラシの種類と特徴】
基本的に揃えたいのは、下記の部位に使用する５〜10本ぐらいです。
・ベースメイク用 2本
・チーク用
・アイシャドウ用 ２〜3本
・アイブロウ用
・リップ用
それぞれの部位にあったブラシの形、毛質、仕上がり具合を簡単に 説明します。
１. ベースメイク＆チークのブラシの形は、仕上がりで選ぶ
●リキッドやクリームファンデーションでツヤ肌に仕上げたい
ファンデーションの量を調節しながら、全体的にササっと伸ばせる。筋が残らないように力加減する。
毛量たっぷりでも毛先が丸くカットされているので、余分なファンデーションやチークを吸い取ってくれ、軽めの仕上がりになります。
厚みがあって、毛先が平たくカットされているのでブラシにとったファンデーションがしっかりついて、シミや凹凸をカバーしてくれます。
２.アイシャドウブラシは、アイホール用とキワ用のものを選ぶ
発色よく、ふんわりとアイホール全体に色を載せてくれます。
目元の輪郭をくっきりと際立たせるため、濃い目の色で締めるときに使います。
キワの部分を一番濃くして、上に向かってぼかしていきます。
３. 垢抜け眉毛で「眉目秀麗」になる
大人っぽい印象にしたいなら斜め型ブラシ。
眉が薄い人は硬めのブラシでしっかりシャープに描く。
唇の輪郭を描き、面で塗れる。ブラシの端で口角もきれいに塗れる
唇の縦皺など細かい部分も丁寧にムラなく塗れ、立体感を出すことができる。
【ブラシの材質】
ブラシの形による使い分けもありますが、材質による使い分けもできます。主に使い心地が違います。
●獣毛（山羊、灰りす、水ムジナなど）
メリット：
粉含みがよく、発色がいい。
柔らかく、肌触りがいい。
デメリット：
頻繁に洗えない。
動物によっては高価。
動物アレルギーになる人もいる。
●人工毛/シンセチック
メリット：
頻繁に洗える。
動物アレルギーにはならない。
デメリット：
獣毛に比べ、粉含みや発色が少し悪い。
獣毛に比べ、肌触りが良くない。
ブラシは、仕上がりをどうしたいのか、お手入れをどうしたいのかによって選ぶといいことが分かりますね。
メイク初心者、メイクに自信のない方なら、まずはメイクの大元になるツヤ肌づくりをするために、ファンデーション用のメイクブラシ から購入されるのはいかがでしょうか。
リキッドやクリームファンデーションをお使いならファン型ブラシが一気に広がり、使い易いです。
パウダーファンデーションなら毛量があって顔の凹凸にフィットしやすいアングル型がオススメです。
３）メイクブラシって洗うの？
メイクブラシは、獣毛も人工毛も定期的に洗って使ってください。
洗わずに使っていると、ブラシに雑菌が繁殖して肌荒れやニキビの原因になったり、メイクがのりにくくなったりします。
【洗う頻度】
基本的には、使用したら毎回洗うのが理想的です。
特にファンデーションやアイシャドウ、コンシーラーなどのリキッドやクリームコスメの場合は、細菌が発生しやすいため毎回洗浄することをオススメします。
パウダーやブロンザーの場合は、週に１〜２回が目安です。
【洗う耐久性】
人工毛はジャブジャブ洗えるのに比べ、獣毛は洗うことでブラシの劣化を加速させることがあります。
【洗剤】
お湯や水で洗い流すだけでは不十分です。
メイクブラシの用途に合わせた洗剤を使うのをオススメします。
石鹸：特にリキッドやクリームなど重ためのコスメを使用したとき
メイクスポンジ用洗剤：特にファンデーションなどオイルベースのコスメを使用したとき
【洗い方】
１. ブラシを濡らす
毛先をほぐすようにぬるま湯の流水で流す。その時ハンドルにぬるま湯がかからないようにする。
２. こすり洗い
掌に洗剤を馴染ませ、ブラシにまんべんなく洗剤をつけたら、やさしくこすり洗いする。
３. すすぐ
ブラシ部分をぬるま湯の流水で洗い流す。この時、ハンドルが濡れないように気を付ける。
※汚れが落ちるまで②と③の工程を繰り返す。
４. 水を絞る
指でブラシ部分を軽く押して水気を切る。
５. 乾かす
さらにタオルで挟んで水気を切る。ブラシの形を整え、タオルの上で一晩乾燥させる。
洗ったら、ブラシホルダーなど風通しがいいところで保管することをオススメします。
頻繁に気兼ねなく洗えるという点では、人工毛が扱いやすいですね。
４）海外が注目するヴィーガンブラシってなに？
ヴィーガンブラシとは、人工毛のブラシのことです。
世界第２の汚染産業と言われているファッション業界では、2019年のG７(先進国首脳会議)で「ファッション協定」を発表。
それを契機に、シャネルやエルメス、ナイキ、H&Mなどのハイブランド、スポーツブランド、ファストファッションブランドが、気候変動、生物多様性、海洋保護の３つを軸に世界的に「サステナブル（持続可能な）ファッション」に取り組んでいます。
また、それよりも少し前の2017年に、グッチが動物愛護の観点から「毛皮の使用禁止」を発表。美しさのために動物を犠牲にしない、クルエルティ(動物実験)フリーの動きはアルマーニやその他大手ファッションブランドに波及しています。
ファッション業界のこれらのトレンドはコスメ業界にも波及し、「サステナブルビューティ」「サステナブルコスメ」の流れになっています。
オーガニックコスメ、ヴィーガンコスメという植物由来で、人にも地球環境にも配慮した原料を使ったコスメが広がってきたり、動物愛護の観点で動物の毛や毛皮、動物実験していないメイク道具やコスメを使うことが世界的に広がってきたりしています。
日本のLOFTなどでもSDGsやサステナブルに配慮したコスメのコーナーができるなど、取り組みが始まっています。
メイクブラシにもサステナブル・ビューティ、クルエルティフリーの流れがきており、海外では人工毛ブラシ、ヴィーガンメイクブラシのニーズが高まっているのが現状です。
５）ヴィーガンメイクブラシの取扱店
- en-store.net
https://www.en-store.net
日本発のヴィーガンブラシ専門店。
海外のメイクアップアーティストも絶賛するファン型ブラシ 、丸型斜めブラシなどが揃っています。
- Biople
https://store.biople.jp
タレントのリカコさんがプロデュースするヴィーガンブラシブランド「LOVE GIVES LOVE」のメイクブラシが購入できます。
熊野のブラシ専門店。化粧用から書道用まで幅広く揃っています。
６）まとめ
メイクブラシがあなたのメイク人生を劇的に変えてくれます。
男も女もメイク初心者も、メイクブラシを使うと誰でも簡単にナチュラルなツヤ肌がつくれ、発色のいいグラデーションアイメイクができ、毛量を生かした自然な眉に・・・
プロ級⁉︎の仕上がりにメイクテクがアップ。
メイクブラシ選びは、部位や使用するコスメに合った形・仕上がり具合で選ぶといいことが分かりましたね。
扱いやすさ、地球環境、動物愛護のことを考えると、海外のメイク業界でますますニーズが高まる人工毛のヴィーガンメイクブラシが大注目です。
メイクブラシ選びに迷ったら、特にメイク初心者、メイクブラシ初心者の方には、扱いやすいヴィーガンブラシをオススメします。
今日から”メイクに自信がない”を卒業！
メイクブラシを使って、”自然な仕上がりの垢抜けメイク”を始めましょう。